学寮講座



平成22年度 第2期 予定(2010.7〜9)


学寮講座は毎週土曜日14〜16時(開場13時半)に当山講堂にて行っております。
具体的な日程と講座内容は以下の通りです。

  

7月  3 日 講 座 V  『江湖風月集』講義   須山長治先生
    10日 休 講
    17日 特別講座 『正法眼蔵』提唱    河村孝道先生
    24日 講 座 T  『永平広録』提唱     当山住持
   
31日  講 座 U  『天台四教儀』講義   奥野光賢先生

  
8月  7 日 講 座 V  『江湖風月集』講義  須山長治先生
   14 日 講 座 T  『永平広録』提唱    当山住持
    21日 休 講
    28日 特別講座 『正法眼蔵』提唱    河村孝道先生

     

  
9月  4 日 講 座 V  『江湖風月集』講義  須山長治先生
    11日 講 座 T  『永平広録』提唱    当山住持
    18日 特別講座 『正法眼蔵』提唱    河村孝道先生
    25日 
講 座 U  『天台四教儀』講義   奥野光賢先生

平成22年6月23日更新

  




 
講座内容と講師紹介
 
 
 
特別講座 『正法眼蔵』提唱(第3土曜日)
  講師:河村 孝道先生(駒澤大学名誉教授、文学博士)
   すでにご承知のように河村先生には、従来行じてきました坐禅会でも『正法眼蔵』のご提唱をして頂いておりますが、この公開講座でも同じく『正法眼蔵』をご提唱頂いております。現在は「現成公案」「摩訶般若波羅蜜」に引き続き「仏性」をご提唱頂いております。
 
講 座 T 『永平広録』提唱 (第2土曜日)
  講師:小坂 機融(萬松山泉岳寺住職、駒澤大学名誉教授)
   講座Tは曹洞宗諸祖師の語録等の提唱を行う講座です。まず第一に『永平広録』を取り上げ、山主がみずから提唱致します。『永平広録』は、日本に初めて正伝の仏法をお伝えになった道元禅師御一代の説法の公式な記録であり、『正法眼蔵』とならぶ御主著とも云うべき書物であります。昨今では提唱の機会がやや少ないかと思われますので、どうぞ奮ってご参加ください。
 
講 座 U『天台四教儀』講義 (第4土曜日)
  講師:奥野 光賢先生(駒澤大学教授、仏教学博士)
 

 講座Uは経典・論書等の仏典の講義を行う講座です。この講座では、中国仏教を専門とされ、平成15年には御著書『仏性思想の展開―吉蔵を中心とした『法華論』受容史―』にて仏教学の博士号を取得なさった新進気鋭の仏教学者、奥野光賢先生をお招きし仏典を講じて頂いております。
 先生には平成16年4月より平成17年5月まで『金剛般若経』を講じて頂きました。平成17年6月からは『大乗起信論』を講じて頂き、平成19年4月に講了となりました。5月より、奥野先生には引き続き、ご専門とされる吉蔵撰『三論玄義』を講じて頂きます。三論宗の思想は中国初期禅宗の形成にも大きな影響を与えました。禅宗に興味をお持ちの方もぜひご参加ください。
《奥野先生によるご案内》
 『三論玄義』は中国隋代に三つの論、すなわち龍樹造・鳩摩羅什訳『中論』、同『十二門論』、提婆造・鳩摩羅什訳『百論』を所依として三論宗を大成した嘉祥大師吉蔵(549-623)の代表的著作とされています。実際、本書はたんなる三論宗の典藉という枠を越えて、古来、要を得た仏教概論として多くの学林(学寮)で読みつがれてきました。本書の講読を通して、吉蔵の思想や三論宗の教理について考えてみたいと思います。
《これまでの講義》
・平成16年4月〜平成17年5月        『金剛般若経』
・平成17年6月〜平成19年4月        『大乗起信論』

・平成19年5月〜平成22年3月        『三論玄義』

・平成22年4月〜                 『天台四教儀』

 
講 座 V 『江湖風月集』講義 (第1土曜日)
  講師:須山 長治先生(駒澤大学非常勤講師)
   

講座Vは漢籍(中国古典)の講義を行う講座です。この講座では、中国禅宗の研究者であり、また高校生を対象とした漢文教育の経験も豊かな須山長治先生をお招きし、宋から元の時代の禅僧の偈頌(漢詩)あつめた『江湖風月集』(ごうこふうげつしゅう)を講じて頂いております。中国の古典は、古人の基礎的な教養として広く学ばれ、仏教の論書や祖録等にも多く引用されております。また我々日本人は漢文訓読という独特な読解法を用いて漢訳仏典や祖録、そして中国の古典を読み、かつみずから詩文を作成してきました。この講座では基本的な漢籍を講じて頂き、併せて漢文訓読についての知識をもご教授頂いております。和漢の書物を読んで仏教を学ぶ私共には欠かせない講座でございます。
《これまでの講義》
・平成16年4月〜平成18年3月 『論語』
・平成18年4月〜平成20年5月 『老子』

 
公開講演会―開山忌に因み―
 

 泉岳寺開山門庵宗関大和尚は、元和7年(1621)11月26日に御遷化になりました。この開山忌に因み、講師をお招きして公開講演会を催します。
  平成19年の講演は未定です。決まり次第お知らせします。

《これまで公開講演会》
平成16年 廣瀬良弘先生(駒澤大学文学部歴史学科教授)
        「草創期の泉岳寺について」
平成17年 椎名宏雄先生(千葉県龍泉院住職/曹洞宗文化財調査委員会委員)
        「泉岳寺開山 門庵禅師の宗風」
平成18年 樋渡 登先生(都留文科大学国文学科教授)
        「近世洞門参禅文献と言葉」



参加資格 どなたでもご自由にご参加頂けます。
参加方法 事前の申し込みなどはございません。ご希望の日、ご希望の講座の折に会場へおいで下さい。
参加費用 無料
問合せ先 泉岳寺受処
住所 〒108-0074 東京都港区高輪2-11-1
電話 03−3441−5560
FAX 03−3441−2208
交 通 都営浅草線 泉岳寺駅A2番出口より徒歩3分





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